「好きなように自由に書いて(描いて)ください」はこわい。#3
好きなことを好きなように書けるなんて、なんて幸せなことなんだろう!!
とわくわくするのは一瞬のこと。
アッという間にさっきまでの胸の高鳴りも消え去る。
(一体どこに消えちゃうんだろ?)
その後に襲ってくる不安の大波。
- 誰からも望まれていないのに、一生懸命書いちゃって、なんかみじめ…
- 意地悪なコメントなんかついたら立ち直れない…こわい!
- 最初だけ盛り上がるけど、すぐテンションさがるんだよな…(どうせすぐやめちゃうなら、始めるだけムダだよね)
- いつも思うとおりに書けないからストレスになる
- 結局自分が滑稽に思えてくるからイヤ!!(勝手にキレる)
言語化が追いつかないほどのスピードで、大量の自虐イメージがぐるぐるぐるぐる…
その頭の中の魑魅魍魎と戦うことで、ヘトヘト。
表現する力など、少しも残っていない。力尽きている。
それどころか、なにも始まってもいないのに、すでに心が折れてる。
好きに書いて、
好きに書いて、
好きに書いて、
もしも嫌になったらやめちゃえばいいんだよ!
自分を励ましても、掃うことのできない心の暗雲。
一体、
誰に遠慮していて、
誰に嫌われたくなくて、
誰に認めてほしいのか。。
こんなめちゃくちゃに書いてると、
「こんなこと書きたかったわけじゃない。」(むぅ)
ってなる。
好きなことを好きなように書く(描く)って
本当にすごいことなんだなぁ。
(※前記事と文体が変わってしまっていることにも自分でうんざり)
書いているうち、昔読んだ本を思いだした。
この本を読んだのは、何年前のことだろう。
胸躍らせて読んだのを思い出す。
作家になるノウハウではなく、「書くことへの抵抗」を打破してくれる本だった。
あなたも作家になろう―書くことは、心の声に耳を澄ませることだから
- 作者: ジュリアキャメロン,Julia Cameron,矢鋪紀子
- 出版社/メーカー: 風雲舎
- 発売日: 2003/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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